日記

バックナンバー

[先月] [目次] [来月] [最新版] [管理]

2005年8月8日(月) 汚職・アマクダリのほうが まだ まし。。

 郵政の政局で衆議院解散。

 公明党の幹部が インタビューで正直に かたっていた。郵政民営化が必要なのは そうしないと財政投融資では投資先が法的に かぎられてしまうからなのだと。

 たしかに,財政投融資は既得権をもつ ひとたちの利権の たかりばであり,汚職とアマクダリの温床だった。でも,でも,それなら民営化で よくなるのか。。

 たとえば公共事業に投入された資金が政治資金に環流すれば それは非常に わかりやすい汚職だ。公務員や政治家が民間人の接待をうければ これも わかりやすい汚職だ。いまは お中元・お歳暮の たぐいだって規制されている。ならば これが民営化されたら どうなるか。民間企業が政治献金することは ゆるされる。接待はビジネスの一部だ。贈答は商習慣だ。どこに どのような投資をするか,民間企業なら制約をうけずに きめられる。ようするにタガが はずれるだけではないか。公共機関ならヨコナガシだと いわれることを,企業の通常の経済活動だと いえるようにしたいだけではないのか。それとも民間企業なら粉飾決算をしないという保証でもあるのか。つい このあいだも 大企業の ひどい粉飾が あかるみにでたというのに。

 「国民の資産を有効に活用するために 効率のよい投資をおこなう」というほど いまの日本の民間の経済は健全なのか。どの地方都市に でかけても じもとの商店街が さびれ,めだつのは 高利がし企業の看板ばかり。テレビコマーシャルをみていたって,日本の金融をひっぱっている成長企業といったら いまやサラ金業者であるということは すぐ わかる。民営化されたのちに郵貯や簡保の おかねは どこにいくのだろう。いまよりも ますます あやしい ヤミのなかに すいこまれていくのではないか。しかも 自由主義と経済行為という なのもとで合法的に。

 利権の たかりばで汚職・アマクダリのほうが まだ ましなのではないか。すくなくとも それが発覚すれば犯罪として問題になったり 社会的な非難をうけることとなるくらいには よくないことだと認識される分だけ ましなのではないか。わたしには民営化というものが,零細な ひとびとから あつめた公共の資金をかすめとる行為を かくれてやることから 堂々と合法的に おこなえることへと かえてしまう一大プロジェクトのように おもわれる。そうでなければ なぜ米国などから郵政民営化をせかされるのかだって説明が つかないではないか。

 財政が破綻しているというが,民間企業は破綻していないのか。銀行は つぶれかけているのではなかったか。民営化が よいことだといえるほど「民間」は りっぱなものなのだろうか。ここでいう「民間」というのは 郵貯や簡保をつかっている零細企業のことではない。日本の財界のことだ。いまの日本の財界が そんなに りっぱなものなのか。そこのところの判断なしに「民間にできることは民間にまかせる」などというスローガンをうけいれる気には なれない。官僚制と利権と腐敗に まみれていても 公的に管理されているほうが まだ ましではないかと おもう。公的に管理されているものなら まだ政治が よくなれば 運営も健全になることが期待できそうな気がするからだ。

2005年8月27日(土) ビートル/チェビ

 ちょっと時間がたってしまったけど,15日に福岡から釜山へむかう高速船に
のったら,船内に わたしが翻訳した釜山の写真集が おいてありました。

 ふねは高速船チェビ2世号。JR西日本と韓国鉄道が運営するビートル/チェビも
いつのまにか4せき体制になっています。そのほかに「未来高速」という韓国の会社も
コビー号で参入しています。むかしは予約とれないということが ほとんどなかった
のに,いまは それでも満員のひが おおいのですから,すごいです。

[先月] [目次] [来月] [最新版]

your@mail.address
Akiary v.0.51